地盤調査

所有調査機械

機械名 所有台数
日東精工製ジオカルテⅢ 6台
YMB製オートマチックラムサウンディング試験機 1台

スクリューウエイト
貫入試験

地盤の強さを確かめる方法はいくつかありますが、代表的なものがこの「スクリューウエイト貫入試験」(旧 スウェーデン式サウンディング試験 ※2020年10月のJIS改正により名称変更)です。

比較的簡単な機材を使用するため、狭い場所でも調査が可能となるのが特徴です。この調査は、先端がスクリュー状に尖ったロッドに重りを載せ、ロッドが地中に沈んでいくかどうかを確認します。最大100kgの重りを載せても沈んでいかない場合、ロッドを回転させ、ねじを巻くようにして地面に貫入させます。ロッドが地面に貫入するまでに、回転数が多いほど固い地盤であり、少ないほど柔らかい地盤となります。重りを載せただけでロッドが沈んでしまうような地盤を軟弱地盤と呼び、建築の際には注意が必要です。

調査個所は敷地の真ん中だけでなく、敷地の四隅でも行い、全体の地盤状態を考察することが重要です。なお、このスクリューウエイト貫入試験については約10mまでの深度が限界となります。

当社では、試験専用機械の自動計測にてスクリューウエイト貫入試験を実施しており、手順、記録とも調査者による差異は発生せず、正確な試験結果が採取できます。

工法のイメージ・スウェーデン式サウンディング試験

ボーリング調査

ボーリングとは、ボーリングマシンによってロッドの先端に取り付けたビットの回転と油圧装置による推進により地盤を掘り進み、土層構成や土質状況を確認します。そのボーリング孔を利用して、標準貫入試験などの原位置試験を行います。また、ボーリングにより所定深度まで掘削し、土質試験用の土質採取が出来ます。

スクリューウエイト貫入試験は宅地の地盤調査に多用されてはいますが、この調査法では十分な調査ができないこともあります。このようなときボーリングを追加して行う場合があります。調査法には色々な種類の方法がありますが、ボーリングは最も良く知られた調査法です。

工法のイメージ・ボーリング調査

オートマチックラム
サウンディング試験

スクリューウエイト貫入試験では困難だった「N値が30を超える地層」でも、「深度20mを超える測定」でも余裕を持った測定作業が可能です。

小型で自走式だから、現場到着から測定完了までの作業時問は従来のボーリングマシンによる標準買入試験と比べ非常に短時間で簡単にできます。弊社スクリューウエイト貫入試験マシン並みの作業性を実現しました。

工法のイメージ・ラムサウンディング試験